骨粗しょう症についてまとめました。
骨粗しょう症とは、カルシウムの不足から骨の新陳代謝のバランスが乱れて骨の密度が減少し、構成する骨がスカスカになり骨折しやすくなる病気です。
骨は、新陳代謝を繰り返しています。古くなった骨を破骨細胞が破壊・吸収し、骨芽細胞がそれを再生して骨を形成していきます。このように、人間の骨は新陳代謝を繰り返し、強度を保っているのです。
しかし、骨粗しょう症ではさまざまな原因により、骨の新陳代謝のバランスが崩れ、骨を形成するより破壊する働きが優勢となり、骨の密度が減ってもろくなってしまうのです。
次のような症状が見られたら、要注意です。
1.腰や背中が痛む
特に原因がない場合、骨粗しょう症による脊髄の圧迫骨折が疑われます。高齢の女性は特に注意する必要があります。
2.前にかがむと背中が痛む
圧迫骨折でつぶれた骨が、神経を刺激している可能性があります。
3.背が低くなった
脊髄が圧迫されてつぶれることにより、背が低くなることも。前年にくらべて1cm低かったら要注意。
4.背中が丸く、曲がってきた
脊髄が圧迫骨折を起こしてつぶれ、そのまま固まったために起こります。
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