COPDは発病してから重症に至るまでに非常に長い時間を要し、肺気腫だと20〜25年くらいかかります。この間、ゆっくりと病状が進行し、呼吸機能が徐々に低下していきます。これは、慢性気管支炎も同様です。
COPDの人は、肺の感染症が起こりやすく、インフルエンザや肺炎などに一旦感染すると、一気に重症化することがあります。細菌やウイルスに感染し、呼吸困難や胸の強い痛み、発熱を起こし、重症の場合、呼吸不全で死に至ります。生命をとり止められても重い呼吸障害が残ることもあります。
このため、感染症予防としてワクチンの接種を受けることをおすすめします。このほか、こまめにうがいや手洗いを行うなどの感染予防に務めましょう。
このサイトは生活習慣病の原因と予防に関する情報を掲載しています。
© 2005-2015 生活習慣病を予防!−原因や症状、予防対策まで− all rights reserved.