大腸がんの自覚症状は、大腸のどこに、どの程度のがんができるかによって異なります。次のような症状があらわれ始めたら、病院で検査を受けましょう。
1.血便が出る
2.下痢をしやすくなった
3.残便感がある
4.便が細くなる
5.下痢と便秘を繰り返す
6.おなかが張る感じがする
7.腹痛がよく起こる
上記の中でも血便の頻度は高く、がんの中心が潰瘍となり出血がおきるためです。痔と勘違いやすいので注意してください。がんによる血便は、肛門の痛みがなく、暗赤色の血液が便に混じったり、ときに黒い血塊が出るなどの特徴があります。肛門から離れた盲腸がんや上行結腸がんでは血便を自覚することは少なく、貧血症状があらわれてはじめて気がつくこともあります。腸の内腔が狭くなりおこる腹痛や腹鳴、腹部膨満感や痛みを伴うしこりが初発症状のこともあります。
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