脳卒中の前兆として見られる注意すべき症状

前兆として見られる注意すべき症状

脳梗塞は、脳血管に血栓が詰まって、前触れ的な症状、発作が現れることがあります。次に示すような症状、発作が数秒〜数時間程度あらわれ、24時間以内に症状がなくなるもので、TIA(一過性脳虚血発作)と呼ばれるます。一時的な症状ではあっても、いずれ大きな発作を起こす可能性が高く、要注意が必要です。

・目がかすんだり、ものが二重に見える。左右どっちかの目が見えづらくなる場合と両目の場合とがある。
・体の左右どちらかの手や足がしびれる。
・ろれつが回らなかったり、左右どちらかの口の端から、口に含んだものをこぼす。
・突然、力が抜け、手から箸やペンなどを落とす。
・一定期間の記憶がなかったり、思い出せない。

また、以下の症状があらわれたら、くも膜下出血の疑いがあります。

・普段、頭痛は無いのに、軽い頭痛が繰り返し起こる。
 割れるような激痛は、出血が起こった可能性があるため、大至急、病院へ。
・ものが二重に見えたり、目がかすむ、ぼやけて見える。