高血圧が引き起こす合併症はいろいろとありますが、これには動脈硬化が大きな原因となっています。生活習慣の乱れが動脈硬化を促進させ、血管の弾力性を低下させたり、血管内腔が狭くなったりします。ときには、血管内腔が狭くなったところに血栓が詰まることもあります。血栓が詰まる場所によって、脳梗塞や狭心症、心筋梗塞を引き起こすこととなるのです。
また、血液を送り出す強い圧力によって、細い血管が集まっている腎臓に損傷を与え、腎機能低下や腎不全になることもあります。
高血圧は自覚症状が見られないのが多く、合併症の症状が先にあらわれることがあります。前述の通り合併症は、生命の維持に関わる病気が多く、症状が出たときには危険な状態であることもあるので、要注意です。
このサイトは生活習慣病の原因と予防に関する情報を掲載しています。
© 2005-2015 生活習慣病を予防!−原因や症状、予防対策など− all rights reserved.