高脂血症の人は、コレステロール値や中性脂肪値が高いため、普通の人に比べて血液の年度が高く、ドロドロ血になりやすいです。血液がドロドロになるということは、血栓もできやすく、動脈硬化を促し、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こしやすくなります。
コレステロール値、中性脂肪値を減らすため、日常生活では以下の点を心がけましょう。
1.運動療法を取り入れる
高脂血症の治療は、食事療法で減量するより、運動療法を取り入れたほうが効率よく、治療法に占める運動療法のウェイトは大きいのです。特に高中性脂肪血症と診断された場合、運動療法の効果はてきめんにあらわれます。ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳、エアロビクスなどの有酸素運動が効果的です。
2.禁煙する
タバコに含まれるニコチンはLDL-コレステロール(悪玉コレステロール)を上昇させ、HDL-コレステロール(善玉コレステロール)を減らします。
3.アルコールは適量で
摂取エネルギーの過剰で、中性脂肪値が上昇。適量であれば、HDL-コレステロール(善玉コレステロール)を増やす効果があります。中性脂肪値が高い人は禁酒することで、大きな効果を得られることが実証されています。
4.ストレスを蓄積しない
慢性的なストレスは、肝臓でのコレステロールや中性脂肪の合成を促進します。
5.体重管理で肥満を防止
肥満はコレステロール、中性脂肪の増加を助長します。体重管理は怠らないようにしましょう。
このサイトは生活習慣病の原因と予防に関する情報を掲載しています。
© 2005-2015 生活習慣病を予防!−原因や症状から予防対策まで− all rights reserved.