高脂血症に効果がある食事療法とは

高脂血症に効く食事療法

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 高脂血症を治すための食事について、以下にポイントをまとめます。高脂血症を防ぐまたは治す食事のポイントは、コレステロールの摂取量を抑えることと、中性脂肪の原因となる糖分や過剰なエネルギーの摂取を控えることが基本です。

1.コレステロールを多く含む食品を控える
 肉の脂身に多く含まれる飽和脂肪酸は、コレステロールを上昇させます。赤身の部分なら問題ありません。鶏卵はコレステロールを多く含むといわれますが、コレステロールを含むのは黄身の部分で、白身にはほとんど含まれません。また、ご飯、めん類に含まれる炭水化物や、甘いお菓子、果物などの糖質もコレステロールのもとですので控えましょう。

2.摂取エネルギーを抑える
 過剰なエネルギーの摂取は、コレステロールと中性脂肪を増やします。

3.糖質の摂取、飲酒を抑える
 過剰な糖質の摂取は中性脂肪を増やします。特に夕食後のデザートとしてケーキや果物を食べると、中性脂肪を増やすこととなるので、食べたいときは朝食でとるのがよいでしょう。
 また、アルコールの飲みすぎは、中性脂肪値が上昇します。