痛風や高尿酸値血症の人は、食事でとるプリン体に注意する必要があります。プリン体を摂取すると体内で尿酸となるため、食事で多くのプリン体をとると必然的に尿酸値が高まります。痛風や高尿酸値血症の人が心がけるべき食事についてまとめます。
1.プリン体を多く含む食品は避ける
プリン体は、肉類や青魚、海老など多いので、これらは食べ過ぎないようにしましょう。
2.アルコールは控える
ビールは適量であれば、プリン体を多く含みません。しかし、飲みすぎやアルコールによって食べ過ぎを併発する人などは、多量のプリン体を摂取することとなりますので注意が必要です。
また、アルコールには尿酸の合成を促し、尿酸の排出を妨げるため、尿酸値を上昇させてしまいます。
極力控えるか、禁酒することをお勧めします。
3.尿をアルカリ性に保つ食品をとる
痛風や高尿酸血症の人は、尿中の尿酸が多いために、尿路結石ができやすい傾向があります。尿路結石の予防には、十分な水分補給と尿をアルカリ性に保つ食品を摂取するのが効果的です。
尿をアルカリ性に保つためには、海藻類、緑黄色野菜、牛乳、根菜類などを積極的に食べましょう。
4.摂取エネルギーを制限する
過剰なエネルギーを摂取することは、それだけプリン体を多く摂取する可能性が高いです。
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